お題はディスクスタッドボルトを M8>M10 と、新たに入れるスプロケ用にセンター位置決め段差の小径化。
先ずは治具がないと加工もままならないので治具を作るが画像取り忘れ、気が向いたらアップするかも。そうたいした物じゃないけど(`_` )。

バイスに装着し、ダブルナットで外れそうになかったスタッドボルトの削り込み、センタードリルでグリグリ。
この時点でホイールセンターは出してあるが、各スタッドボルトのセンターは微妙なさじ加減で出さないと行けないのが若干難儀。

次にドリルでスタッドボルトを奥まで削り込み&今回は太いスタッドボルトに変更するため下穴加工。
同径のスタッドを再度入れる場合、抜く方がいいが、プーラーやダブルナットで抜けない場合は、5〜6割程度の太さの穴を空けて再度試みてみると比較的簡単に抜けることがある。
それでも駄目なら下穴空けてタップ加工。この場合はかなり慎重にやらないと、下穴が横向いたり拡大したりして難儀なことになる。

治具をフライステーブルに固定する方法がちょっと難儀だったので、治具を円形で造り、バイスに咥えたため高さが...(^_^;)。
ドリルを短く切ったモノで対応。

下穴を空けたらタップ切り。
通常は機械を回してやるが、ずれたりが心配なのでモーターギアをフリーにし、手で回しながら入り口だけをまず加工。

最後に本題のスプロケ羽目合わせ部分の加工を行う。
センターは出しているが傾いでいたりすることもあるので薄皮一枚剥ぐように慎重に追い込んでいく。
このホイールの場合、比較的厚めの塗装がされているので、その塗装の削れ具合でチェック。
最後にタップを最後まで切って取り敢えず加工終了。